3月はじめの高校から始まり、
中学校や小学校と、続々と卒業式、
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとう!

新型コロナに振り回された学校生活、
諦めざるをえなかったこと、
でも、その中でもできたこと、
不完全燃焼感が残るだろうけれども、
すべての経験が、君たちの財産であり、
将来への糧となるはず。
新たなステージでの飛躍を、
輝かしい未来を、応援しています。
そして、高校卒業の皆さんへ。
能代を出てみないとわからないこと、
それは絶対にある。
能代を出てみたい気持ち、
それも理解する。
事実、私だってそうでしたから。
でも、生まれ育った故郷のこと、
どうか、頭のどこかに残してほしい。
親兄弟親戚、友人やお世話になった方々も。
故郷を離れた時、その尊さに気づくでしょう。
時代は確実に変わりました。
都会でなければならない理由が、
前よりも、確実に減ったのです。
故郷でもできることが、増えたのです。
ないことを嘆くな、
ないことを言い訳にするな。
可能性は、どこでも無限大。
故郷の未来は、君たちにも関係する。
都会の荒波にもまれた、
1人でも多くの若者が、
再び故郷に戻ってくることを、
私は、期待しています。