株式会社 サンワ興建

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『日本人気質』!?

2015.12.08

私が現在も、頑なに守っていること、

はい、それはまぁいろいろあるんですが、

「病院帰りでもらう薬は、ジェネリックは認めない」

これなんです。

ここ数年で、一気にその言葉と存在感が大きくなった、ジェネリック医薬品です。

薬局なんかでは、今は必ず聞かれますよね?

「ジェネリック、どうされますか!?」

まあ、私は医学系の知識はほぼゼロ人間ですので、

詳細を語ることはしませんし、間違っているかもしれませんが、

先発医薬品(新薬)とジェネリック医薬品(後発医薬品)、

「薬の効き目はまあほぼ同じと考えて良い」的な感覚と風潮、

まあ、こういうことだと私は認識しているのです。

それで薬の価格だけで見れば、圧倒的にジェネリックが安いんだとか。

(買ったことすらないので、わかりません)

「まったく一緒で、効き目も効果も寸分の違いすらなし」であれば、

私も多少は悩むかもしれませんが、そうは誰も言いません。

まあ、国が認めているのですから、そこまで神経質になる必要はない、

そういう意見もあることは百も千も承知です。

でもですね、どうもひっかかる。

「ほぼ」

ということは、違うとこもあるわけでしょ。

そして、先発の功績を称えるとともに、これまでの感謝と敬意を考えれば、

簡単には新参のジェネリックには、気が向かない…。

これって、日本人気質であるわけで。

一宿一飯の恩義でもないけれど、つるの恩返しでもないけれど、

コピー品に、僕は簡単には浮気はできないわけですよ。

欧米なんかでは、ジェネリック普及率が高いそうです。

なんとなく、わかるような気がする。

日本は比べれば、まだまだなんだそうです。

だから厚生労働省をはじめ、ここまで大々的PRでジェネリックの大合唱。

でも、国民の医療費負担の削減という財務省的な要因がチラチラと見えることも事実。

「ジェネリックの普及は、医学界の未来にとってどうなのか!?」

こういう観点で、誰か私に教えてほしいです。

納得できれば、ジェネリックにするか!?

うん、簡単にはしないと思います。

あ、決してジェネリックを否定しているわけではないです。

ただ、先発が好きなだけ。

本格的に薬に頼る世代になれば、少し気持ちも変わるのかもしれませんが。

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