株式会社 サンワ興建

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『きりたんぽ論』。

2016.10.25

朝晩がグッと冷え込み、秋本番、

こういう時期になると、無性に体が欲する、

それが、きりたんぽです。

秋田県民なら、当然の発作症状です。

きりたんぽ、もっとメジャーになってほしい、

しょうゆ系鍋では全国でもトップ級、

個人的には、そう思うのですが、

きりたんぽは、地元でも大きく意見が分かれるほど、

実は繊細でデリケートな鍋でもあります。

具材に関して言えば、王道7種ですよね。

たんぽ、比内地鶏、ゴボウ、舞茸、糸こん、ねぎ、セリ。

問答無用の、たんぽ神セブンと私は呼びます。

これに準じて、天然なめこなんてのは、プラス賛成です。

作り方は非常に簡単でありながら、

しかし、ベースのダシ一つでレベルがわかります。

おいしいきりたんぽと、そうではないきりたんぽ。

味付けも、作り手の腕が、大きく問われる。

奥が、深い。

それから、地域オリジナルの存在、

これが結構大問題でありまして、

例えば、ニンジン入れるとか、油揚げいれるとか、

なめこがいいなら、シイタケも入れてしまおうとか、

これがまた、きりたんぽ信者には邪道な具材、

そういうのは、だまっこ鍋でお願いします的な、

たんぽ大論争にも発展する、切実な問題です。

我が能代市内でも、実はあるんです。

当然のようにニンジンが投入されたり、

ふたを開けたら、油揚げがプラスされてたり、

旧市内は、結構この2種の確率が上がります。

旧郡部では、まず考えられないです。

あ、旧市内はキンダケもあったっけ。

これはまだ、かわいいほうです。

もっと邪道系具材には出会ったことはないですが、

都会でなんちゃってきりたんぽ、

これには白菜が投入されていたりと、

もはやビックリレベルのたんぽもあります。

きりたんぽ、新米の今時期は必須です。

あ、一年中ベストですけれどね。

 

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