今日は勝手な話をしたいと思います。
結構、これで悩む人もいらっしゃいますので。
「勝手口は必要か」
そもそも、勝手口とはというところから始めないと、
いまいちピンとこないかもしれません。
昔、まだ台所が離れ土間で、かまどがあった時代、
家族にとっては、ここが日常の出入り口であり、
薪を取りに行ったり、野菜を取りに行ったり、
当然、洗濯物の出し入れであったり、
日常の玄関が、勝手口であったのです。
家族の出入り口としての機能が必要であった時代です。
さて、今ではどうでしょうか?
そもそも、台所はリビングと続いている、
薪なんてないです、野菜だって冷蔵庫、
洗濯物は、まあ時と場合ですが、
生活スタイルが、大きく違うのです。
キッチンとしての勝手口で考えれば、
もはやその必要性はほぼなくなっています。
第一、ゴミ出しだって正玄関からですし。
では、勝手口が必要なケースは?
これは、完全に敷地や用途です。
「勝手口の先での暮らしがあるかどうか」
玄関から回るよりも、そこに出入り口がある方が良い場合、
それは、勝手口としての必要性があるということ。
我が家は、リビングから勝手口、必要だと思ってつけました。
年に2回ほど、使います。
ええ、庭でバーベキューする際に、キッチンから運ぶため、
ただ、それだけの勝手口です。
もちろん、ゴミ出しもここからはしません。
あ、採光という観点で、全面ガラス勝手口ドアです。
だから明るいですよ、キッチン。
まとめると、勝手口で悩んだら、これ。
「勝手口の先での暮らしに、必要か」
時と場合ということですが、
これを考えれば、いるかいらないか、見えてくるはずです。