かつて東洋一と言われた木都能代、
今でも、その名残はあるのか!?
非常に厳しい現実を見ました。
本格和風の和室はほぼなくなり、
天井板や腰板、長押や床柱も激減、
構造材の多くは、外材が多く使われるようになり、
木材の単価は、国産材が入り込む余地は…、
それで次々と、製材所は廃業や閉鎖に追い込まれる、
どうにか活路を見出そうと、あの手この手、
CLTで期待された銘木屋さんもダメ、
今残っている企業だって、
実情は決して明るくないそうです。
そういう状況ですから、
今、木都と言われた能代で材料を探すとなっても、
そもそもが、ないか作っていない、
奇跡的にあっても、正直相場よりめっちゃ高い、
もしくは、天日乾燥してない状態で使えない、
これは業界市場内での役割分担の構図なのか、
このへんはよくわかりませんが、
今、良質な材を一般レベルで手に入れようとも、
探すのに、一苦労どころか超苦労なケースが多いのです。
どうしても無垢材1枚モノのカウンター材、
これが欲しくて、この1週間超、悩みに悩みました。
2,3mのつなぎなんて、私の頭にはない、
最低4m以上必要なんですが、
長モノ一発がカッコいいに決まってる!
あちこち、まわりましたけれど、
ないか、やっていない、そもそも、つながりない。
マジで能代で、手に入らないってありえるの!?
ということで、能代を諦めて範囲を能代以外に広げると、

いやいや、ワンサカありましたので。
私の理想通り、長さと幅と厚さ、
ドンピシャの質と金額、文句なしの1点モノ、
あるところには、あるんですね。
即買いで決着。
実際には能代にも、少しはあるんでしょうが、
おそらく金額の桁が違うと思われます。
もっと見たかったんですが、
大仙の用事で、すぐ現地を後にしました。
この問題の何が問題かというと、
たとえ能代でも造られても、今は能代にない、
売れるルートを求め、結果能代から流出する、
本丸能代には、あったとしても高い、
これは、危機的状況だと私は思う。
木材産業の再興は、能代にとって必要、
誰もが、こう言うわけですが、
木都だった能代と思わざるをえないレベルに、
正直、言葉が出ませんでした。
理想と現実の差が、ありすぎる…。