株式会社 サンワ興建

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『木都能代は今』。

2019.08.06

かつて東洋一と言われた木都能代、

今でも、その名残はあるのか!?

非常に厳しい現実を見ました。

 

本格和風の和室はほぼなくなり、

天井板や腰板、長押や床柱も激減、

構造材の多くは、外材が多く使われるようになり、

木材の単価は、国産材が入り込む余地は…、

それで次々と、製材所は廃業や閉鎖に追い込まれる、

どうにか活路を見出そうと、あの手この手、

CLTで期待された銘木屋さんもダメ、

今残っている企業だって、

実情は決して明るくないそうです。

 

そういう状況ですから、

今、木都と言われた能代で材料を探すとなっても、

そもそもが、ないか作っていない、

奇跡的にあっても、正直相場よりめっちゃ高い、

もしくは、天日乾燥してない状態で使えない、

これは業界市場内での役割分担の構図なのか、

このへんはよくわかりませんが、

今、良質な材を一般レベルで手に入れようとも、

探すのに、一苦労どころか超苦労なケースが多いのです。

 

どうしても無垢材1枚モノのカウンター材、

これが欲しくて、この1週間超、悩みに悩みました。

2,3mのつなぎなんて、私の頭にはない、

最低4m以上必要なんですが、

長モノ一発がカッコいいに決まってる!

あちこち、まわりましたけれど、

ないか、やっていない、そもそも、つながりない。

マジで能代で、手に入らないってありえるの!?

 

ということで、能代を諦めて範囲を能代以外に広げると、

いやいや、ワンサカありましたので。

私の理想通り、長さと幅と厚さ、

ドンピシャの質と金額、文句なしの1点モノ、

あるところには、あるんですね。

即買いで決着。

 

実際には能代にも、少しはあるんでしょうが、

おそらく金額の桁が違うと思われます。

もっと見たかったんですが、

大仙の用事で、すぐ現地を後にしました。

 

この問題の何が問題かというと、

たとえ能代でも造られても、今は能代にない、

売れるルートを求め、結果能代から流出する、

本丸能代には、あったとしても高い、

これは、危機的状況だと私は思う。

木材産業の再興は、能代にとって必要、

誰もが、こう言うわけですが、

木都だった能代と思わざるをえないレベルに、

正直、言葉が出ませんでした。

理想と現実の差が、ありすぎる…。

 

 

 

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