春季東北大会に出場中の、
秋田第1代表の能代松陽は、
宮城第2代表の聖和学園と、
準々決勝で対戦しました。
延長11回タイブレークの末、
7対6で何とか逃げ切り、
見事、準決勝に進みましたけど、
久しぶりに、高校野球談議です。
高校野球は今や、一枚岩では、
絶対に勝ち上がれませんし、
選手のケガへのリスク対策も万全に、
なので、いわゆる全国の強豪校は、
最低3枚4枚とエース級を揃えるのが、
当たり前の時代となっている。
この東北大会でも、そのトレンド、
継投なしの続投なんて、まずありえない、
そんな中、我が秋田県はどうか、
いったいいつまで、絶対的エース続投、
昭和野球的な勝手な美学とスポ根に、
こだわり続けるのかって采配が、
まだまだ当たり前に、日常的に、
ありませんかって話。
負けたくない気持ちはわかる。
投げ続けて得られることもある。
チーム事情も、コンディションも、
その他いろいろなことがあるだろう。
でも、壊してまででもいいのか?
ええ、壊れるだろうまででもいいのか?
いや、それはNOでしかないのです。
エース君が球数で降板しても、
2番手3番手で相手を抑える、
その上で、最後勝ち上がるのが、
今のチーム野球じゃないだろうかと、
そういう野球が、当然のように、
他県では、なされている。
投手起用という点だけで見れば、
この今回の東北大会に関しては、
初戦で仙台育英に惜しくも敗れた、
明桜の監督は、お見事でしたよね。
来たる夏も、ちゃんと意識したなと。
この日、松陽が勝ったことは、
それは素直に喜ばしい。
でも、起用采配に関してはって、
田舎の公立では、理想と現実が、
本音はなかなか厳しいのが実情、
これもまた、野球あるあるですね。
特に投手交代なんてのは、
一番難しい判断ですからね。
監督さんも、マジで大変な仕事、
でも、そこにやりがいと楽しさは、
人生イチじゃないか!?
チームの勝ちと選手の野球人生、
両方を大切に、大事にしてください。
秋田県の高校野球の監督は、
ここが圧倒的に足りな過ぎると、
意識がまだまだ低いと言われてる。
中には複数枚育成、ちゃんとやってる、
そういうチームも増えてきた。
松陽クラスでは、絶対できるはず。
是非とも、そうであってほしい。
それが今の時代の野球なのだから。
ところで、この来たる夏、
あの弟君は、また一人で、
投げ続けるのでしょうか?
ま、負けたら言われるからね。
最後だから勝ちたいだろうし、
難しいところでしょうね。
さ、次はいよいよ準決勝、
能代松陽の対戦相手は、
青森第2代表から勝ち上がった、
八戸学院光星です。
全国屈指の越境構成チームと、
秋田県内の純血構成チームの、
負けたくない戦いでもある。
夏を意識した試合運びと采配と、
そういう選手起用を期待したい。
来たる夏に、つなげましょう。
しかしこの代の能代松陽は、
不思議と負けないチームです。
ワンチャン、モノにできるか!?
福島聖光学院、
宮城仙台育英、
青森八戸光星、
秋田能代松陽、
さきがけ on the web見ても、
このベスト4ってのは、
ヤバい、超興奮しますけど、
この秋田以外の5県出場チームの中に、
秋田県出身選手が、相当いること、
もちろん、知ってますよね!?
