先日のニュースでしたけれど、
我々、建設業界にとってはですね、
相当な波というか、ある種インパクト、
今回のパナソニックHDの決断ですが、
住設事業を手がける完全子会社の、
ハウジングソリューションを、
YKKに売却すると発表したのです。
正直に言うとですね、
私は、相当驚いたのと、
そんだけ、悪いのかと…。
事業構造改革の一環で、
収益性の低い事業を譲渡したいと、
そういうことなんですけど、
見えもプライドも捨てた感!?
まあ、本社ビルを売るのと、
そんな変わりはないレベル、
でも、奇策中の奇策ですよね。
見限ったわけですから。
しかし、譲渡先のYKKは、
YKKAPとしてTDY連合体もある。
この調整、どうするんだろうと、
個人的には思うところがありますが、
まあ、YKKとしては主事業と合わせて、
圧倒的市場規模感を持ちたい、
そういうことなんでしょう。
住宅市場は、今後もですね、
恐ろしいほどの右肩下がり市場、
特に新築は相当厳しくなると、
前からも言われておりますし、
今年度なんて、過去イチでヤバい、
そのくらい、家が建っていない。
マンション超高騰の陰で、
新築一戸建て市場の厳しさが、
まあ、こういう事態を生んでいる。
住設事業は、お荷物なのか?
しかし、こんな世の中になるとは、
創業者も、予想しただろうか!?
パナとか、ソニーとかってのは、
日本繁栄の象徴だったのにな…。
