株式会社 サンワ興建

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『金融緩和修正』。

2022.12.21

昨日の日銀黒田総裁による、

いわゆる金融緩和修正、

あれだけないと言いながら、

このタイミングで、やると発表、

日銀も、実はしたたかだった!?

アメリカのあの影響でしょうけど、

よくわからないという人も、

実際のところ、多いのでは。

 

私の言葉で解説します。

解釈が違うところもあるかも、

そこはご容赦いただきたいですが、

長期金利のゼロ金利政策の変動幅は、

これまで±0.25%程度であったのを、

これを、±0.5%程度へ変更する、

利上げではないとの発言ですが、

上げ幅の増加が可能となりますので、

市場の反応は、おい実質利上げだろと、

こういう図式ですね。

 

長期レートに連動するのが固定金利、

短期レートに連動するのが変動金利、

超簡単に端折ると、こうですから、

さあ、マスコミが一斉に、

住宅ローンの固定金利が上がります、

これからは変動だみたいな、

そんな記事も出るというわけ。

 

あれ、ちょっと前まで、

金利上がるから、変動は危険、

固定が良いんじゃないみたいな、

そんなのが、多かったですよね?

私からすると、失笑モノです。

 

今回のこの長期金利の変動幅の変更で、

住宅ローンの固定金利の上昇、

まあ、起こるんでしょうけれど、

どのくらい上がると予想するか、

うん、0.1%上がるくらい?

では、変動金利は?

長期レートとは連動しないので、

すぐは上がらないでしょうし、

私は、もう少し下がる予想をします。

 

はっきりと言えることとして、

ますます変動金利との差が開きますし、

固定金利が鬼のように上がるとは、

ええ、あるわけがない。

短期的に見れば、常に変動有利、

この状態は変わりません。

 

でも、リスクだなんだとなるのが、

人間ってものなんですよね。

短期と長期、変動と固定、

先のことはわからないわけで、

でもこれって、ぶっちゃけ、

持ち家マンション論争と、

まったく同じなんですよね、

どっちが良いかは、選ぶ人次第、

マジで、これに尽きる。

 

いずれ短期レートも上がり、

変動金利も大幅に上昇へ、

変動金利が固定金利をも上回る、

変動で借りてる人がヤバいよって、

そんな世の中が来るのかどうか、

私は、しばらく来ないと思う。

そんな世の中って、どんなの?

国民の年収は軽く今の倍以上、

消費税20%でも国民の反対意見なし、

防衛増税、さっさとどうぞ、

バブル景気がかわいく見える、

一般国民レベルでもですね、

金はジャンジャン入るから使う、

それでも大丈夫だろうと、

そんな世の中レベルだよ?

 

むしろ今回の金融緩和修正、

現実問題として、今すぐ金利を上げるか、

いや、できないと思います。

今回のこれは、含みを持たせただけで、

実際にやるかどうかは別でしょう。

長く続くゼロ金利政策に対する、

世界との方向性の違いのままじゃ、

ちょっとマズいよね的な感じで、

あくまでも、将来的なその道筋まで、

あとは後任が、情勢を判断して、

黒田総裁が退任の花道を作っただけ、

ええ、まわりとの調整なしにね、

突然のサプライズというカタチで。

 

増税もして、金利も上げて、

それって、マジで今できるの?

やったら終わりです。

 

 

 

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