株式会社 サンワ興建

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『7対6で逃げ切り』。

2025.06.12

春季東北大会に出場中の、

秋田第1代表の能代松陽は、

宮城第2代表の聖和学園と、

準々決勝で対戦しました。

 

延長11回タイブレークの末、

7対6で何とか逃げ切り、

見事、準決勝に進みましたけど、

久しぶりに、高校野球談議です。

 

高校野球は今や、一枚岩では、

絶対に勝ち上がれませんし、

選手のケガへのリスク対策も万全に、

なので、いわゆる全国の強豪校は、

最低3枚4枚とエース級を揃えるのが、

当たり前の時代となっている。

 

この東北大会でも、そのトレンド、

継投なしの続投なんて、まずありえない、

そんな中、我が秋田県はどうか、

いったいいつまで、絶対的エース続投、

昭和野球的な勝手な美学とスポ根に、

こだわり続けるのかって采配が、

まだまだ当たり前に、日常的に、

ありませんかって話。

 

負けたくない気持ちはわかる。

投げ続けて得られることもある。

チーム事情も、コンディションも、

その他いろいろなことがあるだろう。

でも、壊してまででもいいのか?

ええ、壊れるだろうまででもいいのか?

いや、それはNOでしかないのです。

 

エース君が球数で降板しても、

2番手3番手で相手を抑える、

その上で、最後勝ち上がるのが、

今のチーム野球じゃないだろうかと、

そういう野球が、当然のように、

他県では、なされている。

 

投手起用という点だけで見れば、

この今回の東北大会に関しては、

初戦で仙台育英に惜しくも敗れた、

明桜の監督は、お見事でしたよね。

来たる夏も、ちゃんと意識したなと。

 

この日、松陽が勝ったことは、

それは素直に喜ばしい。

でも、起用采配に関してはって、

田舎の公立では、理想と現実が、

本音はなかなか厳しいのが実情、

これもまた、野球あるあるですね。

 

特に投手交代なんてのは、

一番難しい判断ですからね。

監督さんも、マジで大変な仕事、

でも、そこにやりがいと楽しさは、

人生イチじゃないか!?

 

チームの勝ちと選手の野球人生、

両方を大切に、大事にしてください。

秋田県の高校野球の監督は、

ここが圧倒的に足りな過ぎると、

意識がまだまだ低いと言われてる。

 

中には複数枚育成、ちゃんとやってる、

そういうチームも増えてきた。

松陽クラスでは、絶対できるはず。

是非とも、そうであってほしい。

それが今の時代の野球なのだから。

 

ところで、この来たる夏、

あの弟君は、また一人で、

投げ続けるのでしょうか?

ま、負けたら言われるからね。

最後だから勝ちたいだろうし、

難しいところでしょうね。

 

さ、次はいよいよ準決勝、

能代松陽の対戦相手は、

青森第2代表から勝ち上がった、

八戸学院光星です。

全国屈指の越境構成チームと、

秋田県内の純血構成チームの、

負けたくない戦いでもある。

 

夏を意識した試合運びと采配と、

そういう選手起用を期待したい。

来たる夏に、つなげましょう。

 

しかしこの代の能代松陽は、

不思議と負けないチームです。

ワンチャン、モノにできるか!?

 

福島聖光学院、

宮城仙台育英、

青森八戸光星、

秋田能代松陽、

さきがけ on the web見ても、

このベスト4ってのは、

ヤバい、超興奮しますけど、

この秋田以外の5県出場チームの中に、

秋田県出身選手が、相当いること、

もちろん、知ってますよね!?

 

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