株式会社 サンワ興建

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『どこまで補償』!?

2012.05.15

先日の関東地方での竜巻発生以降、

お客様からのお問い合わせが多いので、

今日はちょっと真面目な話を少々。

知っているようで意外と知らない、火災保険の話です。

 

住宅ローンでマイホームを立てられるお客様は加入が義務、

でも、各保険会社や担当者によって契約の中身が異なる、

それが火災保険というものです。

 

もし、ご加入の火災保険の証券が手元にあればどうぞご準備を、

これからご加入というお客様も、ここをしっかりと抑えましょう的解説をします。

 

世の中には、べらぼうに安い火災保険というのもあるんですが、

これが要注意というか、うまくできております。

はい、必要最低限の中身だけの契約内容ですので、安いのです。

決して安くて補償内容もバッチリ充実というものではありません。

 

火災保険を超簡単に説明すると、

火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災、

建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等、水ぬれ、盗難、水災、etc…など、

その他これ以外の不測かつ突発的な事故、

これをどこまで補償しましょうかというものです。

 

どこにお住まいで、何を心配し保険に入っておくか。

生命保険と同じで、万が一に備えてどこまで充実させるかは人それぞれ。

 

今日は特別にこれを紹介します、自分が入っている火災保険の内容を。

保険プランの参考になれば幸いです。

火災、落雷、破裂爆発、風災・雹災・雪災は必須です。

まあ、これが基本ラインです。

もしもの火事は義務というか、もちろんのことですが、

竜巻や台風なんかは風災で補償、雪国の雪による被害は雪災で補償ですから。

 

私はプラスαで、風災・雹災・雪災等のケース、

損害の額にかかわらず補償、自己負担なしに変更。

いわゆる、万が一でも保険で補償というオプションです。

 意外と被害の可能性があるわけですよ、十数万クラスの被害。

雪で雨樋が壊れたとか、突風で外れたとかぶつかって壊れたとか。

こういう日常でも実際に起こりうるケースに全額補償されるかどうかです。

そして数万円だけど自己負担発生とか嫌ですから。

損害額に関係なく補償、そして自己負担なし、これ意外と大事。

 

そして、水災ですが、我が家は別に海や川の近くでもない、

そして田舎特有の農業用水路なんかの氾濫の可能性はない、

というわけで、水災はパス。

 

これとは別に、もちろん地震保険にも同時加入しております。

地震保険は任意ですが、やっぱり入っておきたいもの。

我が家は一年で約1万、これで安全安心なら安いもんですよ。

 

その他、いろいろとオプションを加えたり減らしたりですが、

基本こんな感じですね。

 

おっと、家財についても解説しておきます。

火災保険は、いわゆる建物の補償ですので、

自分で持ち込んだ財産、例えばテレビとかタンスとか、

これは火災保険の対象外です。

持ち込みは不可能と覚えてください。

よくあるケースが、落雷で家のテレビが壊れた、

これは火災保険の落雷では補償されませんので。

 

全部に入っていて損はないけれど、

好きなものだけチョイスができないのも火災保険の特徴です。

別にいらないものを補償する必要はない的判断があるのなら、

よく吟味して火災保険に加入することをおススメします。

 

個人的には、「地震 カミナリ 火事 自然災害」、

「お住まいの場所によっては水災も検討」、

これが基本ラインではないかと思いますけれど。

あとはプラスαのオプションですね。

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