ここ数年の私の考え方としては、
一般住宅ではペンダントライト系、
悩むならやめた方が無難だろうという路線です。
王道のルイスポールセンのPHなんか、
かっこいいとはもちろん思いますが、
家づくりは、やはりバランスが大事、
どうしても、照明だけ豪華一点主義だと、
アンバランスへとつながってしまう、
照明器具負けする空間こそ、残念だと感じるわけで、
どうも、しっくりこないわけです。
トーヨーキッチンがガツンとあるようなLDKでは、
実に煌びやかで、しっくりくるでしょうが、
なかなか、能代山本では(いや秋田では)、
採用例は少ないと思う。
使っているといえば、業界関係者か、
もしくは、いわゆる秋田のセレブという限定、
ええ、なかなか見る機会すらありません。
照明は、器具自体が目立ってはいけない。
これが、私の基本スタイルです。
美しくありながら、一歩引いた感じと言えば伝わるでしょうか!?
まあ、ペンダントを絶対に採用しないと言うわけではないですが、
ペンダントライトは、その下の家具やインテリア、
ここにも拘らないと意味がない。
だから、難しい。
本当は、こういう部分までコーディネートできれば、
最高の空間を演出できるんですがね。