株式会社 サンワ興建

スタッフブログSTAFF BLOG

『感覚的な部分』。

2014.04.06

職人芸なんて言葉があるように、

いわゆる人間の手によって創られるモノは、

他人には、なかなかうまく伝えることはできないけれど、

当事者にとっては、感覚的な部分として体が覚えているみたいな、

そういう類って、ありますよね。

 

それから、なんだかウマが合うでもないですが、

フィーリングがバッチリとか、

うまく言えないけれど、言わなくてもわかってくれるとか、

これまた、感覚的な部分ではないでしょうか。

 

この感覚的な部分ってのが、実はものすごく大事であり、

これが一致するかどうかで、ストレスを感じないとか、

快適だとか、満足だとか、最終的には幸せだとか、

これは、家づくりにこそ言えることだと私は思っている。

 

こちら側の提案が、お客様にとってもOKでなければ、

それは単なるエゴで終わってしまいます。

こちら側の狙いと、そこで暮らすお客様の暮らしが、

これがバッチリとはまる時、家は最高の空間になる。

 

感覚的な部分ですので、伝えるのが難しいんですが、

すべてに意味があって、すべてに狙いがあってやってます。

これは、規格型では絶対に生まれないものであると、

私は思っています。

 

規格型を全否定するわけではないですが、

せっかくのマイホームは、やはりこだわってほしいのです。

「ここにこの高さでこの間隔でこれを配置するから…」

「ここに〇〇をつけるから〇〇がバッチリ…」

そうやって完成した家に住んでみてはじめてわかること、

格別ですよ。

 

こういう部分では、やはり建築家さんって上手だなと、

そう思うことがあります。

そういう家って、見ればすぐわかりますもん。

 

家づくりは、こういう感覚的な部分で大きく左右されます。

まあ、はっきり言えばセンスですね。

センス次第で、家は良くも悪くも、最高にも最悪にもなる。

PAGE TOP