「秋田の高校生は、冬なのにコートを着ない」
こんな記事が新聞に載り、インターネットで話題となっています。
お年頃の若者は、寒さより見栄えと周りを重視する、
「ひ弱に見えるから…」
「周りも着ていないから…」
学生服にマフラーのみ、これが通学スタイルの定番とか。
何も秋田県に限ったことではなく、実は東北では珍しくないそうです。
学校の先生方も、指導するも効果はなしで、
もはや冬の定番となっている、この光景。
決してコートを買うお金がないわけではない。
「寒いが我慢、寒いが勝ち」
何に価値を求めるかは、個人の自由です。
しかし我々の時代は、逆にものすごく高いコートを着る、
これがステータスだったのですがね。
時が変われば、そういうもんですか。
でも、コートを着ないからといって、
女子ウケするかと言えば、決してそうではないはず。
男子の、切なくも不明な事情がそこにはあるようです。
まあ、いいじゃないですか。
こうして大人になっていく、不思議な田舎の風習。
都会には理解できないそうです。