株式会社 サンワ興建

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『ピンキリ』!?

2016.02.07

世の中は本当に多種多様です。

上を見ればキリがないなんて言われますが、

やはり良いものは、その風貌から存在感が違います。

先日、ちょっと能代を離れていた時ですが、

能代なんかでは、なかなかお見かけすることがほとんどない、

いや、東京でもそんなに見る機会は多くない、

はい、マセラティにポルシェ、軽く1000万円をゆうに超える、

そんなモンスターマシンと遭遇。

私は地球上で最も美しい車は、マセラティだと思っている。

その美しさとフォルムの完成度ったら、惚れ惚れする。

そして、超高級ブランドのショップ。

さすが高いだけはある、ショップ内の空間は実に計算された美しさ。

ジャンルは違えど、この感覚は建築に通じるものがある。

少なくとも私は、そう思っている。

別に軽自動車が悪いというわけではない。

軽自動車というのは日本独自で日本唯一の存在であり、

海外で、軽自動車なんてのは存在すらしません。

昔なんかは、軽自動車で迎えに来られると女性は怒り、

男で軽自動車に乗っていることは、ステータス的にもマイナス、

「軽しか乗れない男」と、マジで言われた時代、

そういう不文律であった時代が、日本にもあったのです。

今では、どうか。

別に軽自動車で何が悪い的風潮、むしろ軽全盛期で、

車にお金をかけるのなんてのは、ナンセンスと思われてしまう。

しかも、地方ほどその数は増大し、女性もあれこれ言わなくなった。

衣服や装飾品、靴やバックなどはどうか。

高級ブランドは確かにいいけれど、それ以上に大衆的安価品が街中にあふれている。

昔は着ているのが安売り品なんてばれたら、格好のいじられネタであったのに、

今ではユニ〇ロやらし〇むらやら、フォー〇バーやら、

安いことが恥ずかしいことではない時代なんです。

世の中、ピンからキリまでありますが、

日本は、確実にキリ寄りとなってしまっている。

もちろんすべてとは言いませんが。

感覚や考え方は人それぞれですが、では家はどうでしょう!?

昔は家こそすべて、財を投じて建てたのが家。

今はどうでしょうか。

右ならえでもないですが、まわりや相場に合わせるケースが多いですね。

そもそも、相場ってなんだろうかとも思いますが。

凄い家、普通の家、それでいいの!?の家。

少なくとも、私の中では家はキリ寄りではいけない、

安く上げようなんてのは、どうなんでしょう。

例えお客様のニーズが仮にそちら寄りだとしても、

確実に、何が良くて何がベストかを伝えるべき、

それが我々の使命であり、存在意義である。

モノには、相応の対価が必ずついてまわる。

安いから良い家!?

絶対に、違う。

高いから良い家!?

安いよりは、間違いなく良い家。

昔より、安かろう悪かろうは減ってはいる。

それでも、ピンキリはピンキリ。

最後は、己の選択次第と言うけれど、

よく考えれば、恐ろしくないですか!?

大切な家族と過ごす、大切な毎日です。

であればこその家なのです。

かけるモノ、かけるところにはきちんとお金はかける、

家づくりの成功は、絶対にそこにある。

理由もなく安く建てられるということは、ない。

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