先日の7月31日というのは、
プロ野球界で一つの大きなポイントでした。
はい、いわゆる今年最後の移籍等期限であり、
ジャイアンツから栃木に移籍した村田選手、
どこが獲るのかどうかが、注目されていたのです。
しかし、結果、どこも手を挙げなかった。
私はですね、非常に理解しがたいこの現実を、
スルーするわけにはいかないのです。
まあ、横浜で育った村田選手はですね、
FAで我がジャイアンツに移籍してきました。
彼のプレーは、今さら説明の必要はありません。
プロを代表する名ホームランアーティストですので、
バッティングにばかり注目されますけれど、
私の中では、プロ野球界ナンバーワンのサードでした。
守備のうまいったら、半端じゃないですから。
巨人のサードといったら、神様長嶋様ですが、
その当時を知らない世代であれば、
むしろそれ以上です。
しかし、これほどの実績がありながら、
若返りという大義名分だけなのか、
結果、どこも手を挙げる球団がないというのは、
プロの世界の厳しさといえばそうなのでしょうが、
何か裏があるとしか思えないのです。
FAという制度は、恩を仇でみたいなところ、
それでもようやく日本でも定着してきましたが、
FAで獲るくらいなら、最後まで面倒見る、
本気でそうでもしなければ、怖すぎる。
日本を蹴って、海外に行ったわけでもないのに、
メジャー帰りが、日本で再びよりは良くないですか?
良ければ獲るし使う、でもダメなら切り捨てる、
まるで、我がジャイアンツのことですけれど、
特に今年のジャイアンツが低迷しているのは、
すべてのはじまりは、この村田選手の放出によるもの、
私は、そう思うのです。
現役生活360本ものホームランと、
あと130数本で2000本安打という大記録、
これだけの選手が、最後寂しく花道なく、
このまま引退なのか!?
いつから日本プロ野球は、こんなしょっぱくなったのか、
ジャイアンツファンとプロ野球ファンを辞めようか、
真剣に思って、昨日は眠れませんでした。
あ、このせいだけではないですが。
どうにかならないものでしょうか。