株式会社 サンワ興建

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『火災保険再見直し』!?

2020.01.10

驚きでもないですが、驚き!?

大手損保3社が、また住宅向け火災保険の見直し、

こういうニュースが流れました。

 

いわゆる自然災害等の増加により、

火災保険の払い出しは、右肩上がり。

これにより、火災保険の仕組みは、

大きく変容してきたわけです。

 

一昔前は、最長35年でかけられた火災保険、

この時代の何が良かったと言えば、

住宅ローンで火災保険をフルカバーできた、

すなわち、35年分の前払いとなるわけですが、

すべて住宅ローンを充てることができたわけです。

 

契機となったのは、東日本大震災とそれ以降の災害、

これまで通り、最長35年の火災保険では、

保険が成立できなくなるということで、

最長10年に一気に引き下げたわけです。

しかもそれ以降、保険料も毎年アップしている。

 

これでも、まだ成り立たない、

これが現在ということです。

最長10年に代わる商品タイプ、

これの検討に入ったということ。

おそらく、自動車保険みたいに、

事故なければ据え置き、

事故あれば等級上がるとか、

何かしらの改定があるのでは!?

 

このように、火災保険の仕組みが変われば、

お客様には、何がデメリットとなるのか?

火災保険が最長10年のケースは、

その後の保険料支払いは、自己負担、

はい、住宅ローンでは10年分だけ、

こういうことです。

11年目に、もう10年分の保険料、

これは自己負担になりますよと、

なかなか簡単に用意できるものでもない。

これがさらに、保険期間が短くなれば、

もっと自己負担が増えるということです。

 

火災保険をめぐる動きは、

私も取扱いをしておりますが、

腑に落ちない部分が多々ありますね。

ビジネスなので、そこはしかたない!?

私は最長35年の最後の恩恵組です、

今のマイホーム取得者のお客様は、

火災保険だけで見れば、少し気の毒に思います。

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