株式会社 サンワ興建

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『大手資本の参入は悪』!?

2021.06.17

最近地元紙のトップ記事では、

能代市市議会の状況が伝えられていますが、

その中でも、やはり中国木材さん関連、

これに対するやり取りが載りますね。

 

木都能代に突如参入を表明した、

業界国内トップの大手資本ですから、

そのスケールは、地元のこれまでの比ではない。

ということで、地元経済は大丈夫なのか、

既存企業の存続はどうなるのか、

人材の流出や木材の買い占めなどは、

簡単に言えば、自分たちがやっていけるのか、

そういう心配があるそうですが、

ちょっと待ってと、私は思うわけです。

 

厳しい言い方になるかもしれませんが、

地元企業がじゃあ、これまで何をしてきたのか、

大手資本の参入ありなしにかかわらず、

そもそも、自力で存続するために、

汗をかいて、知恵を絞って、

どれだけ努力したのかって話です。

 

人材の流出だって、どれだけ従業員に、

これまでその対価を払ってきたのか、

おそらく、最低限レベルだったのでは、

決して待遇が良いとは言えなかったのでは、

それを改善しないで、あっちに持っていかれるとか、

それをさせないために、企業がどうするのか、

進出を認める代わりに、それはタブーとしてとか、

それは最後は従業員が決めることであり、

そもそも、行政で話題にすることなんでしょうか?

 

イオンの時もそうでしたね。

大手資本が来ると、商売できなくなる、

だから問答無用に、絶対反対とか、

それはひどい歴史があったのです。

「大手資本の参入は悪」

そう思っているのは、特定利害関係者のみ、

いわゆる商売上、競合となる方々であり、

来られると困る、だから来ないで、

これは、ずいぶん自己都合な話なんですね。

 

能代をはじめ、地方にとって、

雇用の場の創出と経済活性化、

そして税収確保などの問題、

企業進出は、それに伴い人も動きます。

一気に1万人とか、人口が増えることはないですが、

関係人口は、間違いなく影響され増える、

それに関連して、様々な業界に波及する、

地元企業の存続は、もちろん大事ですが、

じゃあそれを守ることで失われる大きさは?

 

私は前にもこのブログで述べましたが、

今回の中国木材さんの能代進出は、

本当にありがたく、そして意義のあるもの、

心から、そう思っています。

中国木材さんの進出に異を唱える、

そういう動きは、あってほしくない。

大手資本の参入は、悪なんかじゃない。

 

 

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