先日の日経新聞の記事見ました?
アメリカの住宅市場に関する内容、
大変なことになってます。
アメリカの住宅購入のハードルが、
強烈に上がっているそうです。
高金利と物件不足の影響で、
いわゆる一般的な物件購入に必要な、
最低限の年収らしいですが、
10万ドルを初めて突破、
円で換算すると、約1500万円、
ヤバくない!?
「家買いたい」
そのためには、最低1500万なきゃ、
スタートラインにすら立てないって、
日本では、超パワーカップル、
もしくは社長クラスの年収です。
いやいや、日本で良かった!?
ちなみにアメリカの年収中央値が、
9万9000ドルだそうです。
確実に、日本よりは景気が良く、
驚くほど、給料が高いですね。
おっと、日本は今いくらだ!?
でも、給料高くても、
ここまで家が高ければ、
まったくメリットなし、
しかし、なんでこうなるのか?
はい、理由は簡単です。
住宅ローンの利上げです。
金利が上がれば、当然ながら、
借りるための条件も上がる、
だから家を売る人が減る、
アメリカは日本とは違い、
中古住宅売買がめっちゃ盛ん、
住宅市場シェアはですね、
中古8割超、新築2割もない、
確か、そうだったはずですが、
金利が低い時に家買った人たちは、
今は売り時じゃないと考え、
売るのを敬遠し出すわけです。
となると、圧倒的な供給不足、
金利は高いは、供給不足だわ、
住宅購入は、今まさにですね、
高嶺の花なんてもんじゃねえ、
そんな感じになってしまったと、
そういうことです。
家買えない人たちが、
賃貸に大きく流れると、
当然ながら、賃貸相場も上がる、
今、アメリカ国民のですね、
年収に占める住居費割合、
ヤバいらしいです。
これが続くと、良いことない、
モノが売れなくなるなど、
大きくあちこちに影響する。
家も、建たなくなりますよね。
これは極論ですけど、
好景気には、金利上げてもいい、
でも、そうじゃない時にやると、
はい、経済は失速してしまう、
景気の腰折れ状態となり、
それが続くと、さらに悪化し、
大不況的な恐慌状態となるのです。
日本は今、まさにこれをやろうと、
なんとかやりたいと目指してる、
いや、やっていいタイミングなら、
それは別に止めませんけど、
少なくても、今やったらどうなるか、
ええ、わかりますよね?
そんなに、実体経済は、
アメリカのように強くない。
ラーメン一杯にですよ、
2000円や3000円を、
軽く払う暮らしがアメリカ、
そういうアメリカでも、
住宅ローン金利上げると、
ヤバいよって話です。
日本がそんなことしたらですね、
我々の暮らしは、もっと悪化する、
だから、理想と現実ですけど、
日本では、絶対当面無理だから!!
変動金利が大きく上がらないって、
私がずっと言い続けるのは、
こうした側面からです。
この記事には書いてませんけど、
最低年収1500円以上のアメリカ国民、
いったいどんな家が人気なのか、
平均価格はいくらなのか?
まさにアメリカンドリームでしょうね。