『負けに不思議の負けなし2』。
2024.07.10
昨日の能代松陽に続いて、
地元山田マリンブロックで、
初戦を迎えた能代高校でしたが、
残念ながら、こちらも初戦敗退です。
この日は雨天によりこの試合だけ、
さらに注目を集めたわけですけど、
ま、秋田南はシード校です、
順当であれば、十中八九、
能代は厳しいだろうと、
その通りの結果となっただけ。
本当に、負けに不思議の負けなし、
厳しいことを言うようですが、
相手が上なら、ミスはご法度、
能代高校の失点のエラー絡み、
最初の失点は見てませんけど、
7回のあのセンターの2つは…、
あれじゃ、勝ちは遠のくばかり…。
まあ、雨のコンディションで、
外野も大変だったと思う。
見えない、滑る、これは本当にそう、
でも、さすがに2連続は…、
痛恨の極みすぎました。
なら3つ目はですね、
逆に良く捕ったと思います。
ま、勝負の運なんてのは、
あんなもんなんですよ。
あの子だって、おそらく普段は捕れる、
たぶん、あんなエラーしない。
でも、最後の本番で、
まさかまさかの落球に後逸。
野球あるあるの極みですよね。
能代松陽と能代が、
勝ちに届かなかった敗因、
他にもあるんだろうけど、
攻撃で共通していたのは、
ある程度の力量のあるピッチャー、
外中心でのゾーンの出し入れに、
対応できなかったことです。
打てる球、高校野球の夏には、
ほぼ、来ませんよって話。
相手だって失点を防ぐためには、
リスクを冒さないための、
最安全策での配球となる、
いやいや、中学野球だって、
いやいやいや、小学野球だって、
アウトコースの出し入れです。
その基本を、じゃあどう打ち返すのか、
高校最後の夏でですよ、
それに対応できないって、
そんなんじゃ、甲子園なんて、
ええ、絶対に無理です。
トーナメントだって、
そんなんで勝ち上がるのは、
まあ、無理ゲーです。
山田マリンで、地元二校が、
仲良く初戦負けで散った、
まあこれも何かの縁であり、
共に高校野球に打ち込んだ、
そういう仲間が同じ結果、
気持ちもいくらか和らぐでしょう。
勝負事ですので、
必ず最後に勝ち負けはつく。
しかし、その勝ち負けだけじゃない、
そういう大切な何かを、
この高校野球で学んでくれた、
そうであれば、大変嬉しいです。
能代のキャプテンなんかは、
例えチーム事情とはいえども、
3年間たらい回し的コンバート、
よく乗り越えてくれました。
高校野球生活、本当にお疲れさん。
後輩たちは新チーム始動、
絶対に勝ちましょう。
そして、最後に能代科技、
頼む、一勝してくれないか、
と思ってるのはですね、
私だけじゃないはずです。