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『魅せる』！？
2012.01.11
「収納はとにかく多く確保したい」
物置や収納スペースを充実させると、あっという間に大きくなっていく間取り。
建物規模が大きくなれば、当然ながら予算も上がる。
でも、予算とのバランスを考えれば…。
最終的に何を優先させるか、ここがポイントとなるわけですが、
限られた中での収納確保のワザ、できることはいろいろあるわけです。
「とにかく収納を多く」とお考えになる前に、
「何をどう、そしてどこに収納するか」、これをきちんと考えること、
そして、「見せるモノと隠すモノ」という発想、
これって、実は日本人が最も苦手とするセンスではと思う。
よく、雑誌やＴＶで取り上げられる家というのは、
視点を変えて見てみれば、「すべてをまず隠す」ことをしていない。
そう、特に最近は家中のありとあらゆるモノがオシャレなデザインで、
それだけでオブジェになりうる可能性がある。
見せたいモノ、見せたくないモノ、出したいモノ、隠したいモノ、
この発想で考えれば、「収納」に対し、また違った考えが持てると思う。
何だか、マニアックな話になってしまいましたが、
家の中のあらゆるモノ、あえて見せる、むしろ魅せることも考えて。
快適な暮らしには、取捨選択が必要だということです。
せっかくのマイホーム、モノに埋まれてしまっては意味がない。