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『根底にあるもの』。
2012.04.06
お客様それぞれによって変わる家づくり。
建てる場所も違えば、家族構成も違う。
家に求めるモノも違うし、やりたいことも違う。
だからこそ、何回も打ち合わせを重ね、お話を聞きます。
お客様の家に対する考え方や方向性をきちんと理解したいから。
そして、最も大事にすること。
「自分であれば、こう建てる」
「実際に、自分がそこに建てるとすればどうするか」って、
お客様と同じ方向性で、真剣に考える。
もちろん、私は私であって、そこに建てるお客様本人ではないけれど、
すべてのお客様に、こうして向かってます。
お客様の家づくりに、本気で懸けてるから。
絶対にあとで後悔はさせたくないし、何より感動をお届けしたいから。
だから、たまにお客様の要望のすべては取り入れません。
最終的に、絶対そっちの方がいいって自分で思う場合、
マジで、勝手に変えたりします。
お客様は、だいたいが初めてのマイホームだからこそ、
だから責任は本当に大きいと思っているからこそ、
「それいいですね～、是非やりましょう」ではなく、
「それはおもしろいけれど、でも自分ではやらない」です。
だって、簡単にやり直しはできないですから。
遠くない先、あれっ！？ってなってからじゃ遅いから。
少しずつ、自分の考えとお客様の考えを近づけていく過程は、
お互いに譲れない部分のせめぎ合いになります。
それで、最終的にお客様に心から喜んでもらえる家になればいい。
これが私の仕事であり、絶対に譲らないところです。
お客様以上に、お客様の家に愛着を持たないと、本当にいい家はできない。
それが家づくりだと思うから。