「前回は床上浸水だったから」
「今回は床下浸水で済んで良かった」
もはや、水害に対する感覚が、
麻痺しているかのような、
そんな風に思えてくるほど、
毎年のように、いやもう毎回です、
能代市の悪土川周辺の住民は、
氾濫の危険と隣り合わせの暮らし、
今回も水害に遭われた方々を思うと、
もう、心底言葉になりませんが、
心より、お見舞い申し上げます。
しかし、これでいいのでしょうか?
これまでも、氾濫することは、
幾度となくあったのに、
令和の今でも、この悪土川問題は、
まったく決着していません。
河川護岸工事はその都度行われ、
その都度もう大丈夫だ的な風潮でも、
想定を上回るレベルの豪雨に、
なすすべなく、氾濫を繰り返す、
というか、被害の度合いが、
昔より増していませんか?
慣れ親しんだ地域の風景が、
一夜にして、海のように変貌する、
毎日何気なく通っている道路も、
通行止めになり、市内は大混乱、
誰も得しない、この水害。
被害の痕跡に、何を思い、
我々は、何をすべきなのか、
もう二度と氾濫を起こさせない、
これしか、ないのです。
被害は少なかった!?
いや、被害が出ることが、
もはや、NOなのです。
悪土川の治水対策は、
能代市の最優先事項だと、
市政が県政が、そして国政が、
何とかするべき問題です。
マジで、何とかしてください。
周辺住民の悲しみと怒りは、
最高潮に達していると思う。
この氾濫には、絶対に、
慣れてはいけないのです。
そしてNHKの空撮がですね、
被害の痕跡を、とてもわかりやすく、
そしてそのヤバさを伝えてます。
お見事!
