株式会社 サンワ興建

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『被害の痕跡』。

2025.09.04

「前回は床上浸水だったから」

「今回は床下浸水で済んで良かった」

もはや、水害に対する感覚が、

麻痺しているかのような、

そんな風に思えてくるほど、

毎年のように、いやもう毎回です、

能代市の悪土川周辺の住民は、

氾濫の危険と隣り合わせの暮らし、

今回も水害に遭われた方々を思うと、

もう、心底言葉になりませんが、

心より、お見舞い申し上げます。

 

しかし、これでいいのでしょうか?

これまでも、氾濫することは、

幾度となくあったのに、

令和の今でも、この悪土川問題は、

まったく決着していません。

 

河川護岸工事はその都度行われ、

その都度もう大丈夫だ的な風潮でも、

想定を上回るレベルの豪雨に、

なすすべなく、氾濫を繰り返す、

というか、被害の度合いが、

昔より増していませんか?

 

慣れ親しんだ地域の風景が、

一夜にして、海のように変貌する、

毎日何気なく通っている道路も、

通行止めになり、市内は大混乱、

誰も得しない、この水害。

 

被害の痕跡に、何を思い、

我々は、何をすべきなのか、

もう二度と氾濫を起こさせない、

これしか、ないのです。

 

被害は少なかった!?

いや、被害が出ることが、

もはや、NOなのです。

悪土川の治水対策は、

能代市の最優先事項だと、

市政が県政が、そして国政が、

何とかするべき問題です。

マジで、何とかしてください。

周辺住民の悲しみと怒りは、

最高潮に達していると思う。

 

この氾濫には、絶対に、

慣れてはいけないのです。

そしてNHKの空撮がですね、

被害の痕跡を、とてもわかりやすく、

そしてそのヤバさを伝えてます。

お見事!

 

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