今週、秋田県で発覚してしまった、
心底残念なニュースだったのが、
秋田県高校バレー界の絶対王者、
雄物川高校バレー部内で起こった、
宇佐美監督の部員への暴力発覚、
1年間の謹慎処分というヤツです。

秋田県のバレー界では、
この人の上に立つ人はいない、
当然の、トップオブザトップ、
なにせ日本代表のセッターだった、
その輝かしい実績と活躍は、
まだ多くの秋田県民の記憶の中にも、
しっかりと刻まれております。
現役を引退し、指導者への道へ、
社会人特別選考枠でのスーパー特例で、
秋田県の教員になった第1号さん、
じゃなかったでしたっけ?
しかしながら、だからといって、
ダメなものはダメ、ダメなことはダメ、
勝ち続ける重圧、勝つための厳しさ、
今、そこにどんな理由があれども、
体罰暴力は、絶対にNGなのです。
つい先日の、今回の国スポ3位の快挙が、
全部、吹っ飛んでしまった感ですが、
この時すでに暴力事案があったと、
わかっていたにも関わらず、
大会派遣等を止められなかった、
学校や県教育庁の対応のマズさも、
相当がっかりなレベルだと、
マスコミにも言われちゃうって、
まあ、対応が後手後手すぎましたわな。
宇佐美監督先生には、
しっかりと、超猛省してもらい、
そして、事の重大性を理解させる、
その上で、できることなら、
心を入れ替え、もう一度カムバック、
私は、その機会を是非与えてほしいと、
そう強く願う一人です。
なので、まず頭刈って生徒親子と和解しろ、
事のすべては、そっからだ。
ここでもう、この先一切辞めるのは、
それは、違うと思う。
そして一度、雄物川から離れなさい。
どれだけ恵まれた境遇であったのか、
それを再び思い知ることからの、
リスタートをしたらどうでしょう!?
しかし、スポーツ強豪校では、
この手の話が、なくなりませんね。
今年、野球界でも広島の広陵高校、
甲子園開催中にありましたっけ。
これは実は、氷山の一角であり、
実際には、数多くのスポーツ現場で、
残念ながら起きてしまっていると、
考えるのが普通ではないでしょうか?
県教育庁は今、血眼になって、
他の事例を探しているとか。
今度は自分の番じゃないかと、
ビクビク震えている現役監督や指導者たち、
そして、実際に被害に遭っているのに、
声を上げられない、今を生きる生徒たち、
いったんすべて、この際ですので、
全部洗い出して、クリアにしませんかと、
そう思うのは、私だけでしょうか?
勝ちこそすべて、勝ちこそ価値。
勝利至上主義を、全否定はしない。
しかしそのために暴力が容認される?
それは、絶対に違う。
自分たちが現役だったはるか昔の時代、
我々の時代とは、もはや違うのです。
それに耐え、乗り越えるのが美学とは、
まったくされない時代になったのです。
さて、次はどこの誰!?
こういうのって、続くんだよな…。