株式会社 サンワ興建

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『〇〇商法』!?

2013.09.24

しかし世の中には本当にいろいろなモノがありますが、

あれこれ考える人もいるんですね。

今日は、消費者側の目線で話をしたいと思います。

 

よく、「〇〇商法」という類のニュース、目にします。

〇〇券付きとか、タイムセール的な値下げとか、バーゲンとか、

お得感を煽るような、いや実際にお得であるような、

実に巧い、私もそれに何度もついていく(笑)

でもそこには巧妙なテクニックが隠されている、

あとでわかるんですよね、あとで目が覚める!

 

私はよく、家づくりでこう話してきました。

「安くて良いものは、家にはない」

今でも、この信念は曲げない。

 

残念ながら、家づくりでは今なお多くのお客様が、

金額で家を判断しがちという恐い現実がある。

その気持ち、わからないでもないですが、

危険です、実に。

 

例えば、まったく同じ間取りの家で、

A社は2100万円、B社は2200万円であったとします。

A社の家が良いのでしょうか!?

答えは、ノーであることが往々にしてあるのが事実です。

 

よく比較してみれば、一目瞭然。

使っているモノのグレード、同じですか!?

きちんと含んでいる内容、同じですか!?

「お客様の希望予算に合わせました」的内容と思っても、

実際には、金額調整の単なるグレード落とし、

そして本来ならばきちんと含むべきが望ましいものも、

隠してあとで、「これはかかるものです」的後出し、

同じ中身内容であれば、B社の方が金額が下がるのに、

残念ながら、そこにお客様は気付かない、

安いのにはわけがあるとは、そういうことなのです。

 

私は、自分が建てないだろう家は絶対に勧めない。

私は、自分が使わないだろうグレードは絶対に使わない。

何よりそこに正義はあるのかが、家だと思う。

お客様の大切なマイホームに関わる仕事をしている以上、責務がある。

 

精一杯、その時点でこれの類の話を伝えても、

実際には、なかなかすべてのお客様に、

きちんと伝わらないことがあるのが心底残念なんです。

ある種トランス状態に陥ると、さらに確かな判断ができなくなる、

あとで振り返れば、普通は気付くレベルなんですが。

 

最後はもちろん、お客様の判断ですが、

残念ながらあとで後悔するお客様を、私はもうこれ以上見たくない。

最近は特にそういう想いで、家づくりをやっています。

本当に良い家を建てて、今よりさらに幸せになってほしいから。

きちんと理解し、適正な金額をかけてくれたお客様には、

もちろん金額以上の仕上がりで必ず応える、それが私のスタイルです。

 

安い高級車なんて、ない。

当たり前のことです。

ずっと住んでいく大切な家を、

型落ち質落ちなんて、してほしくない。

家づくり、安くて高いよりいいがあったら、

いち早く私がやりますし、世の中がそうなっているはずです。

でも事実そうじゃないのよ、家づくり。

後の祭りではもう遅い、それが家づくり。

 

ところでこれは、何商法と言うんでしょうね!?

うまいネーミング、考えておこうっと。

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